みなさん、こんにちは
7/6(土)進路相談会を開催しました、報告です。
不登校に限らず、義務教育(中学校)を終えた次のステップは親子ともに大きなテーマです。
「同じ課題に向き合ってる方がたくさん繋がれますように」という想いでお越しくださったかた、
「本人に自覚も深刻さも無さそうだけれど、何か今出来ることは」とヒントを探しに来てくださったかたと、
質問や、現役高校生(通信制)の話も交えながらお話をしました。
山添村立・奈良県立山辺高等学校山添分校より、竹田副校長先生がお越しくださり、
日中通学する4年制定時制高校(農業科/家政科)について、直接、丁寧にお話しくださいました。
また、畿央大学から、不登校と感覚処理感受性の高さの関連を研究なさっている、髙田教授がお越しくださいました。
「何より本人に、変わりたいという氣持ちがあるんだと思います」という竹田先生の言葉と、高校進学してからは1日も休まず登校するようになった生徒のお話が印象的でした。「以前はほとんど登校していなかったとしても、学校に行きたくないとは限らないんだ」と。
髙田教授からも「通信制に限らず、選択肢はたくさんありますね。登校しづらい際の学校側や制度上の〝配慮〟も始まってきています」とのお話と、オープンキャンパスで『ここだ!』という学校に巡りあった子のお話が心に残ります。
髙田教授は元々〝保健室 の先生〟で、保健室登校の子達との関わりから、「この経験がなければ自分は狭い価値観のままで終わっていた」と話してくださいました。
どんなテーマでも、事情は様々、価値観も様々、親子でもそれは同じではありません。そのなかで答えを探していくのは、ひとりでは大変に心細く、悩みます。
こんな学校もあるんだ、行ってみようかな、とか
同じように悩んだ人に聞いてみたかったことがある、とか
そう考えるとふと心が軽くなるな、とか
何か小さなきっかけになれば大変嬉しいです。
また秋頃、このような会を設ける予定です。
ご質問やお問い合わせは随時受け付けておりますので、メッセージもお待ちしております。
2024/7/6
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